お知らせ
大阪本社・加工場
2025.06.13
【記憶を少しでも残すために】お墓じまいの再利用製品とは?過去の事例などをご紹介
こんにちは!大阪石材です。
時代の流れに伴って、大阪石材でも承る件数が非常に多くなっている「お墓じまい」。
ご要望いただくことは本当に多くなっているものの、ポジティブな気持ちで決断される方はほとんどいらっしゃいません。
なんらかのハードルや心苦しさを感じたまま手続きを進められます。
そんな心のわだかまりを少しでも軽くして、お墓の記憶を残す手段としてご依頼が増えているのが「お墓じまいの再利用製品」です。
どういうこと?と思われる方が大半だと考えられるので、今回はお墓じまいの処分方法や、大阪石材で過去に承った「お墓じまいの再利用製品」についてご紹介していきます。
目次
お墓じまいの後処理ってどうなってるの?
まず初めに、簡単にお墓じまいの後処理方法についてご紹介いたします。
心が痛い事実にはなるのですが、お墓はお魂抜きをして解体すると「産業廃棄物」扱いになります。
そのまま小さく砕き処理しやすい形に変えた後、埋め立てやその他の用途に使われます。
また「お墓じまい後の石の取り扱い」でも記載している通り、大阪石材では竿石(○○家之墓)と書いてある部分に関しましては、提携している供養塚にて永代安置させていただいています。
お墓じまい後の再利用製品とは?
一口にお墓じまい後の再利用製品と言っても、なかなかイメージしにくいですよね。
お客様の需要が多いもので言うと、ネックレスや小さなお墓・モニュメントなどの「手元供養」と呼ばれるものがほとんどです。
以前別の記事でご紹介した「手のひら墓石IL」などが代表的な事例です。
お墓じまい後の再利用製品の事例2選
大阪石材は東大阪市にある本社に工場があり、お客様のご要望に沿った加工ができることを強みとしています。
過去にお墓じまい後の再利用を承った事例を2つご紹介していきます。
お墓じまい後の再利用製品の事例①:家紋のオブジェ
1つ目は、お墓の家紋をそのまま抜き出したようなオブジェになります。
もともと、神戸にある市立霊園「舞子墓園」にお墓をお持ちだった方のご要望です。
施主様の娘様が国際結婚をされており、お孫さんがハーフで日本の家紋文化にご興味を持たれたことでお話になりました。
お墓じまい後の石を切削し、改めて家紋をご彫刻させていただいた所もう一つ欲しいとご依頼いただく形となりました。
お墓じまい後の再利用製品の事例②:球体のオブジェ
2つ目は、球体のモニュメントです。
施主様は海外在住の方で、お父様が建立されたお墓をお墓じまいする際になんとか形を残せないかとお話になりました。
何パターンもの図面を作成し打ち合わせを重ねた結果、写真のような球体のモニュメントの形となり永住されている国に持ち帰ってお仏壇にお祀りされることとなりました。
上でご紹介した事例以外でも「お地蔵様」を作らせていただいたり、書道に使う「文鎮」にリフォームしたりなどがございます。
お墓じまい後の再利用についてのお問い合わせは大阪石材まで
今回は、最近ご依頼が多くなっているお墓じまい後の再利用製品についてご紹介いたしました。
お墓はご家族・ご親族の精神的な柱であり、色々なご事情があるとはいえ形を無くしてしまうことに抵抗がある方がほとんどです。
大阪石材としても大切なお墓を少しでも残す手段として、ご提案を広げていきたいと考えています。
「お墓じまい後の再利用」についてもっと知りたい方は、お気軽にご連絡ください。
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