お墓のQ&A – 墓地の選び方

墓地選びのポイントは?

ポイントは多岐にわたりますが、広さ、墓地の管理面、金額、ロケーション、交通のアクセス等、各ご家庭で何を重要視されるかご検討ください。

そしてご希望をまとめて、石屋さんに投げかけることをお勧めします。それに合わせて、石屋さんが提案してくれると思います。

永代使用料って何ですか?

永代使用料とは、墓地代のことです。

正式には墓地永代使用料といいます。墓地を永代に渡って使用する権利を獲得するための費用です。永代使用料を納めた後、墓地管理料を納めるケースが大半です。

永代供養と勘違いされる方もいますが、別のものです。

墓地に種類があると聞きましたが、どういうことですか?

墓地の種類は4種類存在します。公営霊園、共同墓地、寺院墓地、民間霊園の4つです。

各霊園の管理主体がどこか?によって分類されます。

墓地の管理料には、何が含まれていますか?

墓地を永続的に運営するために必要な費用です。

分譲マンションでも管理料が必要なのと同じです。通路舗装、植栽の手入れ、水道代、光熱費、清掃員がいる場合はその人件費が主たるところです。

墓地を使用するのに、何か必要な書類はありますか?

一般的には、申込み用紙に記入し、住民票、戸籍謄本等の必要書類を添えて申し込みます。各墓地の管理者にお尋ねされると良いでしょう。

お付き合いがないお寺に、お墓を建てられるのですか?

「墓檀家」という考え方で、墓地を提供しておられるお寺は数多くあります。

「墓檀家」とは、普段のお付き合いは今までのお寺様にお願いして、お墓に関する法要のみ、そのお墓があるお寺で執り行うというものです。

お寺でお墓を持つとお布施が必要?

これは、各寺院墓地によって違う為お尋ねください。

墓地永代使用料と管理料だけのところもあれば、そうでないところもあります。
お布施という意味でなく、お寺の本堂の改修の寄付という形もあります。
その他、施餓鬼法要、護摩供養等のお寺の行事でお布施が必要なところもあります。

墓地は売買できるのですか?

墓地は売買できません。

墓地は土地を「購入」するのではなく、「使用する権利」を買います。

墓地埋葬に関する法律に記されています。そのため、転売は不可能です。ですので、不動産を所有する際のような、登記をする必要もありませんし、固定資産税のような税金もかかりません。